サンシャインアカデミーは「20年後を生き抜く力」を養うコミュニティです。

じゃあ、20年後にどういう力が必要になるのか分かっているんだろうね?というツッコミが聞こえてきそうです。

こんな「力」が必要、あんな「力」が必要といろいろ言われますよね。 学力、体力、数的能力、ITリテラシー、コミュ力...

いろいろ言われると迷ってしまいます。一緒に考えてみましょう。

まずは、20年後の社会がどうなっているかを想像する必要があります。

えっ、20年後ことが分かるのか?って、20年後に自分が生きているかは分かりませんが、大きな意味で社会がどういう方向に動いているかを予想するのは、明日の運勢を占うよりも確かだったりします。

ここでは子供達の「生き抜く力」がテーマなので、職業や雇用に関する大きな流れを見ていきましょう。

キーワードは、「人口」、「職のグローバル化」、「テクノロジー」です。

1.人口
 一番確かな予想ができる社会の動きです。2015年7月に発表された国連の予想をまとめたのが次の表です。


分かること
 その1 日本の人口はまだ激減していないが、世界全体の中で占める割合は低くなる
       → キャリアを日本国内だけで考えることは、可能性の幅を狭める
 その2 アジアが全体の約6割を占める。アフリカの割合は16%から20%に高まる
       → 人がいるところ=経済活動があるところ、世界経済の比重がアジア・アフリカにシフト
 その3 これからの15年間で12億人も人が増える
       → 我が子と同年代がこれだけ増える、つまりライバルが増える

つまり、これからの世代は、キャリアを世界規模で考える必要があります。
職業選択の幅を広げるためには、国際ビジネス共通語である英語を習得しておくことが最低限の条件となります。

私がアフリカ、アフリカと言っているのは多分に趣味的な部分はありますが、実は子供達のキャリア教育のためでもあります。今、ハーバードやオクスフォード大学を卒業する優秀な若者の間ではアフリカは”クールな”就職先と見なされています。この傾向は10~15年後には日本でも受け容れられてくるでしょう。なにしろ、この人口の割合を見ればアジアやアフリカで仕事をする機会というのは、今よりもはるかに巡ってくる可能性が高いでしょう。ですから、サンシャインでは、小さい頃からアジアやアフリカの「成分」にも触れて、将来、偏見なく接することができる態度を養っていきたいと考えています。


2.職のグローバル化

日本企業だから日本人しか雇わない、という時代は崩壊しつつあります。少なくとも世界的な活動をしている大企業では既に崩壊しています。

また、日本語ができないと勤まらないと考えられていた職もどんどん国外に流出しています。今でも、お客様相談室の日本の電話番号にかけると、中国の山東省につながって、中国の若者が日本語で対応するといったことが当たり前になっています。

先ほどの人口統計を年代別で見てみると2015年現在、0~14歳の子どもは、日本で1600万人、全世界で19億人います。子供達の就職、ということに限って言えば、ひとつのポストを日本だけではなく、世界の若者と競うことになります


2.テクノロジー

2014年に発表されたオクスフォード大学オズボーン准教授による「雇用の未来」という論文が話題になりました。この論文では、テクノロジーの進歩によって、例えば、会計事務員、レジ係、銀行の融資担当係などの職が10~20年でなくなる、と予想されています。

今は絵空事にしか聞こえないですが、30年後の若者は「父親、昔 自動車を運転してたんだってさー」「えーっ、超ヤバいじゃん」とかいう会話になっても驚きではありません。テクノロジーの進歩はあまりにも速いです。

私たちの子供の世代の雇用は「人工知能」によって減っているということになります。昔 産業革命の時代にも「機械が人間にとって代わるので職がなくなると言われていましたが、実際には機械を使う仕事が新たにできた」ました。しかし、人工知能には学習能力が組み込まれていきます。自動車の運転ひとつとっても、時にぼーっとしてしまう人間よりも機械の方が安全ということになってしまいます。まさに「機械的に行う」仕事は人工知能に取って代わられてしまうでしょう。「人間ならでは」の能力を磨かなければなりません。


まとめますと、
* 自分の子どもたちが社会に出る20年後には、就職口が減っている
* その少ない就職口を他の国の同世代と競わなければならない

つまり、子供達はより過酷な競争にさらされる、ということです。宮崎であっても、その競争から逃れられません。

社会全体のあり方を考える、ということも大人の責任ですが、自分の子供達がこのような「過酷な時代」に対応できる力を身につけさせたいと考えるのもまた親としての人情ではないでしょうか。

では、そのような「過酷な時代」を生き抜くためにはどのようなスキルを身に着けさせる必要があるでしょうか?

それはサンシャインでいう「3つのC(専門技術、コミュニケーションスキル、人格・教養)」です。

次のページでは「3つのC」を詳しくみていきます。



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